Saturday, December 23, 2006

JR羽越線いなほ脱線転覆

安全管理者の責任追及へ・JR羽越線いなほ脱線転覆
2006年12月24日(日) 09:27
 庄内町のJR羽越本線で、特急いなほ14号が脱線転覆し、37人が死傷した事故は、25日で発生から1年を迎える。関係者の事情聴取や風洞実験などの結果を踏まえ、庄内署捜査本部は、業務上過失致死傷容疑の立件に向け、運行規制などを所管する安全管理者の責任を追及する方針を固めた。今後、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の報告と、警察庁科学警察研究所(科警研)の鑑定結果を踏まえた上で、送検する対象と人数を決める。 調べによると、脱線位置から約1キロ北にJRが設置していた風速計1基については、データの正確性に問題はなく、この風速計が事故直前に観測したデータに特徴的な数値は見当たらなかった。このため、当時の設備状況では、運転士が風を予見するのは困難だったと判断したもようだ。 一方で、JRは事故発生時、風速25メートルで速度規制、30メートルで運転中止としていたが、事故後はそれぞれ5メートル引き下げた。事故前の規制値の根拠について、JR東日本の説明は「国鉄時代から社内規定で決まっているが、詳しい記録がない」と不明確な内容にとどまっている。 捜査本部が風洞実験で得た結果では、列車が受けた突風は西寄りで、風速40メートル程度。風向と風速が分かったことで、転覆限界風速を超えていたことが証明された。 捜査本部は、現場近くで過去に突風が吹いていたことを把握し、当時の運行規制などを所管していた安全管理者の責任を重視。科警研によるレールの痕跡の鑑定結果と事故調委の調査報告などを踏まえ、新潟市のJR東日本新潟支社の指令室、JR東日本本社など過失責任を問う対象を絞る捜査を続けるとみられる。

山形新聞より
 もう一年なんですものね。また同じような事がないことを祈ります。

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