お年寄りが角突き牛を共同購入 中越地震被災地小千谷市
2007年05月22日10時30分
新潟県中越地震の被災地、小千谷市の伝統行事「牛の角突き」。山あいにある東山地区のお年寄り4人が今春、牛を共同購入し、早ければ夏にも参戦する。牛の名前は「長寿号」。同地区では地震で山が崩れ、家が倒壊して、約300世帯の半分近くが地元を離れた。地震から約2年半。ようやく復興に向けて踏み出し始めた地域の人たちも、長寿号の活躍に期待を寄せている。
木の根に向かい角突きをする長寿号
長寿号を共同購入したのは闘牛好きの60、70代で、全員年金暮らし。当初は「年金号」と名付ける案もあったが、長寿号に落ち着いた。岩手県生まれの3歳の南部牛で、体重約900キロ。4月末に共同購入者の一人、小千谷市蘭木(うとぎ)、広井輝千代さん(74)の牛舎に迎えられた。孫の輝行さん(21)とともに世話をしている。
若者同士で牛を共同購入することはあったが、お年寄りだけというのは異例。当初は「牛は道楽。地震で大変な時に牛を飼うなんてとんでもない」という声もあったが、今では長寿号見たさに人が集まってくる。エサの野菜を持って来てくれる人もいる。
「牛がみんなを元気づけてくれた。仲間と牛の話をするだけで楽しい」と輝千代さん。被災して牛を手放した人たちが再び飼うようになれば、闘牛が盛り上がって地区全体で元気を取り戻せると期待している。
若手を中心に約25人で作る「小千谷闘牛北斗会」の平沢健光さん(29)も輝千代さんらの共同購入と長寿号に勇気づけられるという。「じいちゃんと牛のおかげで人がつながる。地域の宝である大事な牛に感謝しています」
asahi.comより
そういう行事ってやっぱり必要ですよぉ。
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