Tuesday, November 21, 2006

おしどり夫婦のハンバーグ

おしどり夫婦のハンバーグ
「レストラン達」の「前沢牛のハンバーグステーキ」。  福岡市・天神にある65年(昭40)創業の欧風料理店「レストラン達(たつ)」。こ...
 福岡市・天神にある65年(昭40)創業の欧風料理店「レストラン達(たつ)」。この道50年以上のベテラン料理長、篠原安之さんが生み出す手作り洋食と、夫人で看板娘、達さんの温かい接客が評判の老舗だ。食通もうならせるスペシャルメニュー「前沢牛のハンバーグステーキ」(単品2310円)を存分に楽しんだ。
 うおっ!こんなハンバーグが世の中にあったのか!ひと口食べて、驚嘆の声を漏らしてしまった。
 岩手産・前沢牛のミンチを使うぜいたくなメニューだ。中国産のミネラル豊富な岩塩、引き立ての黒コショウ、バターソテーしたあとに冷ましたみじん切りのタマネギ、生パン粉と卵、風味付けのナツメグ。脂身がほどよく混ざったミンチに加える材料は、いたってオーソドックスである。
 いくら素材が良いとはいえ、それを生かすも殺すも料理人の腕次第だ。具材のバランスは? 混ぜ加減は? 焼き加減は? と矢継ぎ早に繰り出す質問を、篠原料理長は「トップシークレットです。まあ、それぞれ好みがありますからね。とにかく味わってみてください」と笑顔で一蹴する。
 ハンバーグに合わせる手作りソースは、デミグラス、トマトの2種類から選べる。今回は珍しいトマトソースで味わうことに。ソテーした香味野菜と焼いたトリガラで取ったスープに、トマトペースト&ピューレーを加えたオリジナルだ。
 ジューッと食欲をそそる焼き音&香ばしい蒸気と一緒に、鉄板皿にのったハンバーグが登場。別添えのソースをかけると、もうタマラナイ。いただきます!
 ハンバーグはナイフで軽く触る程度で切れる柔らかさ。が、フォークで刺しても形崩れはしない。絶妙なあんばいだ。ソースをたっぷりとからめて食す。
 外側は極薄の膜が張ったようなカリッとした焼き上がりだ。その数ミリの壁を隔てた中身は、クリーミーな舌触り。ふわっとやさしく溶けていく。この仕上がりには驚きだ。染み出る肉汁には甘味があり、ソースの奥深い酸味と合わさって、肉のうまみを際立たせる。上品な味わいだ。シンプルながらも、円熟した職人の技がぎっしりと詰まっている。
 今日は「いい夫婦」の日。おしどり夫婦が作り出す料理と空間で、たまには愛する伴侶と心温まる洋食をゆっくり味わってみませんか。

by nikkansports

 ハンバーグねぇ、一番、家のがおいしいですねっ。今の所。一人で作りますけど。

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