Wednesday, July 11, 2007

ミラノコレクション

大人のくつろぎ、リゾート感を演出 ミラノコレクション
2007年07月09日15時34分

 08年春夏のコレクションシーズンが始まった。6月23日から5日間、イタリアで開かれたミラノ・メンズコレクションでは、100を超すショーや展示会があった。ここ数年、スポーツ感覚を採り入れる傾向が続いているが、今季はさらに、フォーマルな雰囲気やリラックスした上質感を漂わせる服が目についた。


ドルチェ&ガッバーナ
ジョルジオ・アルマーニ
エトロ
ジル・サンダー
 仕事だけじゃない。自分を磨き、恋愛も楽しむ。休日はマリンスポーツで遊び、バカンスはゆったりくつろいで過ごす――。今季のメンズウエアからは、そんな快活でしなやかな男性像が見えてくる。

 ドルチェ&ガッバーナは、現代男性の多彩な生活シーンに対応した服をそろえた。カジュアルジャケットにショールカラー、デニムパンツの側面には工業用テープを張りつけて、フォーマルウエア風のディテールを効かせる。ワイヤを内蔵し、フォルムを変えられるジュート(黄麻)のジャケットはストリートで、LEDライトを多数取り付けた革のブルゾンはクラブで映えそうだ。

 マリンスポーツとミリタリーをテーマにしたのはバーバリー・プローサム。赤いミリタリーコートやウエットスーツ用の素材を使った青いシャツなど、色鮮やかで元気のいいコレクションを見せた。

 アレキサンダー・マックイーンの会場は市営プール。サーフウエアから着想したぴったりしたパンツにカジュアルなジャケットなどを合わせた。モデルはリーゼントヘアで、音楽はベンチャーズ。60年代のモチーフを今日的感覚の服に昇華させた。

 ボッテガ・ヴェネタの新作は、大人のくつろいだ雰囲気を漂わす。ベージュやグレーなどの落ち着いた色彩で、素材は、着こなしたように柔らかいコットンやリネン。シルエットもゆったりとしている。

 ずばり「南へ」というテーマを掲げたのがジョルジオ・アルマーニ。ポケットチーフをのぞかせたジャケットを素肌にはおるなど、品のいいくつろぎを提案する。エトロはさらに南へ。リネンやジュートなどの素材に、コーヒー染めといった手法も盛り込んで、熱帯の原色にあふれる楽しいショーだった。

 春夏コレクションではリゾートウエアは珍しくないが、今季はタウンウエアにもリゾート的なリラックス感が漂う。ここ数年、猛暑に見舞われたミラノでは、街でもくつろげる服が、より現実的なのだろう。プラダが発表したシルクのパジャマのようなシャツとパンツは、究極のリラクシングウエアかもしれない。

 都会的でセクシーな男性といえばグッチ。今季は50年代の映画スターをイメージした。大柄なチェックのスーツにストライプのシャツ、ドットのネクタイといった難しいスタイリングを成立させた。

 マルニのショーは前季に続いて2度目。小さなえりのシャツとパンツを基本に、人気のレディースにも通じる、さりげないがきれいな色づかいを見せた。

 ジル・サンダーは繊細な色づかいが印象的だった。ブルーやミントグリーンを、半透明のナイロンジャケットにのせて、かすみがかかったような微妙な色調を実現。ミニマルなシルエットや細部まで凝ったデザインとともに、未来的な軽さを感じさせた。


asahi.comより
 大人のカジュアルは、綺麗ですねっ。

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